こんばんは。夜の部(オタク)担当ムッシュTです。

美味しいラム酒が入荷したので紹介します。

以前紹介した気がするペールラバ。
カリブ海に浮かぶ小島、フランス海外県マリーガラント島にあるポワゾン蒸留所は、
世界で最も小さなラム酒蒸留所であります。
主のおじいちゃんが一人で造っておりました。彼の腕でかき混ぜ、指で味を確かめながら
雨水を加水するといった都市伝説とも言える逸話をもつカリブの生ける伝説でありました。

そのミステリアスな存在感と確かな味わいで、世界中のラム酒ファンを虜にして参りましたが、
ポワゾン蒸留所は2008年にフランス人の銀行家に買収され、現在は新たな器材をもって
ラム酒の製造が行われております。

そんなワケで伝説となってしまったおじいちゃんのラム酒ですが、もう飲めないのか〜、
って諦めるのはまだ早うございます。おじいちゃん製造時代のラム酒が残っておりました。

perelabat
↑真ん中

こちらは1995年蒸留の、まさにおじいちゃんの手作業で造られたペールラバであります。
味わいはリンゴを思わせるふくよかで嫌みの無い甘み、そしてほのかで品のある樽香。
逸話から感じられる荒々しさはとは裏腹に、おじいちゃんの人柄の良さと品格が感じられる特級品なのであります。
シンプルなエチケットデザインはラム酒造りに対する真摯な姿勢の現れであると思うのでありまして、
そこに記された”ラ・ギルディブ”(ラム酒の古い呼び名)にその伝統を守り抜く心意気を感じるのであります。
おじいちゃんが蒸留所を去った今、消え行く伝説のラム酒を味わえる最後のチャンスやもしれません。
この機会をお見逃しなきよう。