放課後ワイン倶楽部。
移転する前のLUGでもよくやっていたのですが、
いつもよりお得にワインを飲んじゃおう!
の会をやります!



そして今回は初の試みで、
併設している隣のLUG PITの方にてひっそりやろうと思います。
PITは小部屋だし、放課後の部室っぽいかなーなんて
意味合いを持たせて「放課後倶楽部」
ギュッとした感じだからこそ皆さんとゆっくりお話し出来たり、お客さん同士でも仲良くなれる
きっかけになるんじゃないかなって。

フランスから持って帰ってきた美味しいアイテムも開けちゃうし、
この日はLAMMASという世田谷区下馬にあるチーズ屋さんが来てくれて、何種類もチーズをご用意するので
こちらと合わせてお楽しみいただければと思います。

疲れちゃったり、ワイン以外を飲みたい、
ご飯しっかり食べたい!て事になれば、
どうぞ通常営業しているLUGに行ってもらえれば大丈夫ですし!

皆さんお待ちしてますね!
キャッシュオンなので、小銭や千円札を沢山握りしめてきてください。


さてさて、フランス旅から戻って早3週間。
Instagramでも少しだけ投稿していましたが、
本当にゆっくり投稿する時間が無かった…
なので今更感満載ですが、自分の記録としてもここに記しておきます。
ちょっと長いです。



フランス自体は3回目の旅でした。
昨年もロワールであったLa dive bouteilleなど、幾つか大きい試飲会に行ってみたり、
目の前には知っている生産者が山程いるという
ファンにとっては天国のような状況。
しかしフランス語が話せるでもなく、
楽しかったのは勿論ですが、
ただただワインの試飲に来ただけみたいに感じたのです。

ですが今回は周りのコネクションや、インポーターさんの紹介で、蔵元に幾つか訪問出来たり、
生産者の元で日本の方が働いていて言葉には困らなかったりと、縁でしかないような機会がありました。

まず向かったのがパリから南西に300㎞、
ロワール地方アンジェ。
ここでまず1人東京での知人に落ち合います。
彼は自然派ワインを通じて人生が変わったともいえる人で、私達よりひと月前に一念発起して、
フランスにワイン造りやそれにまつわる仕事をしに来てたのです。
このひと月で彼は色んな体験をし、沢山の生産者と出会っていました。

その彼が1番初めに滞在していたドメーヌ ソリニー。
日本でも大人気の生産者ですね。
夕方からのアポが取れていて、
それまでの早い時間にどこか他に
生産者の所を訪問できたらね〜と
レンタカーを走らせながら、
そうだ、パトリック デプラに会いたい!!
僕も一度家に行って彼に会った事はあるけれど、
連れて行ってもらった先だから場所はわからない、、、

テレビの旅番組のように、本当に辿り着けるのかい?
のような感じで車を走らせていたら、
あ!ここよく連れて行ってもらったワインバーで、
生産者もよく飲みにくるんだよ!という
「canon canon」というお店に立ち寄る。

するとそこにいた男性が、知人に気付く。
「久しぶりだなー!元気か?」みたいに。

彼はピゴというのですが、
ここでピゴに会ったのが不思議な縁でした。


何故なら彼は私達が今探し求めている
パトリック デプラの親戚だったのです…笑
そんなうまい話あります?

でもですよ、本気でパトリックの家には住所がないって言うんです。
だから場所を説明するのが難しいよ!って。
住所がない…?どういう事?
言っている意味が分からないまま、
現代ぽくgoogle earthを駆使して、
そうだ、多分ここだ、みたいな完全山林の、しかも
その先行き止まり風な所を指し示されて、
確かに住所なさそう。笑
でも信じて私達は向かう事となったのです。

まああとひとつ奇跡の縁がありまして、
前日パリに到着した日に、夜だけ少し時間があったのでワインを飲みに行ったバーで、
フランスと日本の自然派ワインの架け橋になっている
団体があって、そこで働いているフランス在住の人にたまたま出会ったのです。
それで何かあれば、って連絡先を交換していたのも吉。
パトリックの所に行きたいのだけど、と連絡したら、
電話番号を知っているからと、アポも取ってくれて。
このピゴとのやり取りとほぼ同時進行の出来事です。


そして向かった所、ビンゴでした。
連絡を受けていたパトリックは聞いてるよ、と温かく出迎えてくれました。
しかし本当に林の中、、、、
ここに住んでるの、、、?



この家の周りにはパトリックの庭園があって、
野菜やハーブ、芋類など数十種類の食べ物が植えられていて、これらを丁寧に私達に周りながら説明してくれたのです。まるで自分の子供たちを紹介しているかのように。


その後彼のダイニングにて、
この旅においても最も強烈な印象の時間を過ごさせてもらいました。


ワインの話しも沢山したでしょうけど、
彼の世界観の物語を聞いたような気がします。
とにかく今を生きろ。
そしてシナジーを感じろ。
自分はワインを造る時には、考えるのではなく天からメッセージを感じる。(的な事を言っていたような)
コスモスと自分。大自然に比べたら自分なんかちっぽけなものだ。
コスモスの大きなパワーを感じろ。
自然と調和するんだ。
こういった感じです。


でもほんと、彼のワインの味を知っているからこそ、
彼そのままがワインに凝縮されていると感じられたのですよね。
頭で考えて飲むのではなく、身体で感じるワイン。
知っていたけど、この人から受ける強烈なメッセージに面食らいました。
まさに「超自然派」の人が造る「超自然派ワイン」。
お手本のような人です。


パトリックの庭園でのお話の後、
車で別の場所にあるセラー(醸造所)に移動し、
ここでも彼のバックヴィンテージや、
今まさに発酵中のワインなども飲ませてくれました。


尽きる事の無いパトリックの熱い語らいはずっと続き、
17時に約束していたソリニーのアポには2時間も遅れて到着する事になるのです…笑

旅の初っぱなから度肝を抜かれる濃い体験をしてしまい、この後どうなってしまうんだろう、と
ワクワクしたのは言うまでもありません。
10年来のファンだったので、私の高揚感も針は振り切りっぱなしで、
こんなに長すぎるブログを最後まで読んでいる人はいないかもしれませんが、
今でもあれは現実だったのかな?と思えるような
不思議な連続の出来事でした。

あの場所でパトリックに話を聞けたのは、行ってみた人にしか分からない特別な空気感があり、
私の今までの経験からしても
カルチャーショック並みに凄い体験でした。

このパトリック、年明けあたりに日本に行く予定と
本人言っていましたよ!!
待ち遠しい!!