お昼のお話し第二弾。

今回はこのLUG移転にあたって絶対に譲れない、何が何でも店のシンボルにしたい!という強い思い入れがあり、めでたく導入されたMarzocco(マルゾッコ)というエスプレッソマシンの事をちょこっとばかし。

1927年イタリアのフィレンツェで創業され、WBC(世界バリスタチャンピオンシップ)で使用される今や世界一有名なマシンと言っても過言ではない逸品。
今尚ハンドクラフトされており、別名エスプレッソマシンのフェラーリと呼ばれています。

エスプレッソは90度の温度で一定に保たれたコーヒーボイラーから、9気圧の圧をかけてエスプレッソを抽出。
多くのマシンは、ここで一気にボイラーの温度が下がってしまい、間髪いれずに2杯目のエスプレッソを落とすものならまあそれはそれは美味しくないエスプレッソの出来上がり。

ざっくり言うとほとんどのマシンはエンジン部が1本しか付いていなく、この1本のみで抽出、ミルクをスチーム、ボイラーのお湯を温める…という作業を行います。

この全ての作業を一度に行うとどれかに負荷がかかって品質にムラが出来る。

しかしMarzoccoはその心臓部が2つ付いています。

美味しいエスプレッソを淹れるには、美味しいコーヒー豆を基本として、適正な豆の挽き方、粗さ、分量、それをギュッとタンピングする圧力など、人の技術ももちろん必要ですが、高性能マシンが占める割合は言うまでもなく。

Marzoccoは私がいじめる位機能をじゃんじゃん使っても、恐ろしい程何事もなかったかのように、クールな表情で適性の圧や温度に戻るのです。

私もいくつかのマシンを触ってきましたが、こんな安定感の強い子に出会ったことはありません。。

まだまだ技術が追いつかない私ですが、この神のようなマシンを共に日々精進しているところです。

ありがたや、marzocco。